シニア猫のお世話 加齢による変化と気をつけたいこと

シニア猫のお世話 加齢による変化と気をつけたいこと

獣医学の進歩、食事管理、そして室内飼育の増加により、近年猫の寿命は延び、一部の猫は20歳以上まで生きるようになりました。そのため、10~11歳でシニア期に入る猫もいます。

シニア期には、猫ちゃんのニーズが繊細かつ大きく変化するため、この特別なライフステージを幸せに生きるために、ペットペアレントは特別なお世話をしてあげる必要があります。

猫の行動の変化

愛猫が歳を重ねるにつれて、さまざまな活動のペースがゆっくりになったと感じることがあるでしょう。遊び方が優しくなり、睡眠パターンが変わり、活動量が以前よりも少なくなるかもしれません。鳴くことが増えたり、毛づくろいの習慣が変化したり、さまざまな変化から、愛猫の欲求も変わっていることを感じ取れるでしょう。

新しい行動パターンを理解することで、愛猫が快適に幸せに過ごせるように、配慮された方法でお世話できます。たとえば、2階建てのお家の場合、ごはんやお水、トイレ、お気に入りのベッド、おもちゃなどを愛猫がアクセスしやすい階にまとめることができるでしょう。

定期的な健康診断

身体的にも、高齢の猫は特定の病気にかかりやすくなります。体重の増減、動きのぎこちなさ、視力や聴力の低下などが見られるかもしれません。ただし、、すべてを老化のせいだと思い込むのは危険です。

私たち人間と同様に、高齢の猫も健康トラブルに直面することがあります。関節のトラブルにより俊敏性が衰えたり、歯や口内のトラブルで食習慣に影響が出たり、そしてほとんどの猫がかかる腎臓病の心配もあるでしょう。

動物病院での定期的な健康診断は、シニア猫のケアの基本となります。すくなくとも年に1度の定期的な検査は、健康問題を早期発見し、愛猫がシニア期も快適で活気ある生活を楽しむことにつながります。

適切な栄養で高齢の猫をサポート

栄養バランスのとれた食事は、高齢の猫の健康を支える重要な要素です。基本的な栄養素は、筋肉量の維持、関節の健康促進、免疫系の強化に役立ちます。

シニアになると、猫は食べ物の選り好みが激しくなる傾向があります。そのため、タンパク質、炭水化物、脂質など主要栄養素のバランスがとれた食事をこころがけてください。猫ちゃんの中には、物理的な活動量が著しく減り、睡眠時間が長くなり、代謝が緩やかに低下していきます。この消費カロリーの減少に対応するためには、炭水化物が少なく、タンパク質が十分に摂れる食事が良いとされています。

他のライフステージと同じように、シニア期も特有のニーズがあり、食事の内容や量の配慮が必要です。

愛猫がシニア期に入ったら、ファルミナのニュートリションコンサルタントと一緒にお食事プランを見直しましょう。いまの状態に合わせて、おすすめのN&Dと量をペット栄養ケアプランとして無料でご提案します。

まとめ

猫がシニア期に入るタイミングを理解し、行動の些細な変化を観察しましょう。動物病院で定期的に健康診断を受け、シニア期ならではのニーズに合わせた栄養を摂取することで、健康で幸せな日々を過ごせるようなケアを心がけてください。

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